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肩腱板障害

大瀬 FOCUS Third

2022.02.28

 

こんにちは!

福世です!

 

今日は肩腱板障害についてお話しいたします!

 

①発生機転と病態

腱板断裂は棘上筋腱と棘下筋腱に起こる場合が多く、加齢による退行変性に何らかの外傷が加わり起こることが多いです。

50歳以上の中高年の方に起こる事が多く、

若年者では強く大きな外力が加わる場面での発生がありますが頻度としては高くないでしょう。

 

受傷当初は肩峰下滑液包の炎症などによる疼痛、特に夜間痛が特徴的な症状となります。

炎症が落ち着いたあとは、肩峰下インピンジメントによる疼痛や、引っ掛かり、脱力現象などの機能不全の症状が顕著になります。

 

 

②診断方法

確定診断はMRIになりますが、X線でも大きな断裂では骨頭上昇が見られます。

 

③治療

経過とともに症状が軽快する例や保存療法に反応する場合も多いので、少なくとも受傷後3ヶ月は様子を見ていく必要があります。

 

炎症による疼痛が強い場合は、肩峰下滑液包内への注射が有効な場合も多いです。

 

3ヶ月を過ぎても肩峰下インピンジメントが取れない場合、比較的大きな断裂で上腕骨頭の求心位が取れずに脱力現象などが起こってしまう場合は手術療法を行います。

 

しかし、肩腱板損傷になってしまう原因としては肩甲上腕リズムの破綻も大きな原因の一つです。

 

肩を中心とした可動域、筋力の確保をしていく事が大事なことかなと思います!

 

 

肩の痛みのお悩みは一度ご相談ください😄

 

 

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