冷えについて
内野 FOCUS First
2021.04.26
こんにちは、小名木です。
「体の冷えは万病のもと」といいますが、低体温自体は特別問題視する病気ではありません。冷えには診断基準がなく、アナログ的な病気なので本人が「冷える」と感じるのであれば「冷え」なのです。原因としては、主に3つのことが考えられます。ひとつは、熱の産生量が足りていないケース。家でイメージするならば、ストーブに十分な灯油が足りていない状態です。次に、循環がうまくできていないケース。せっかくストーブで空気を温めても、それを室内全体に回してあげなければ、場所によっては寒さを感じてしまいます。そして、最後に産生した熱をしっかりキープできてきないケース。窓を開けて温めた空気をどんどん逃しては、いつまで経っても室温は上がりません。さらに、女性の場合は、ホルモンの乱れで冷えることもあります。低体温だとしても、必ずしも皆が冷えを感じたり、不調が出現するわけではありません。胃腸の働きの低下や不眠、イライラなど冷えとともに不調を感じる人はいますが、その症状は様々で決まった症状があるわけではありません。冷えとともに不調を感じたときに、体を温めて改善された症状が自分自身の冷えによる症状でしょう。
マッサージなどで血液循環が改善されることによって、体の末梢まで十分な血液が行き渡ると、じんわり温まってくるでしょう。また、ストレスなどのイライラが続くと呼吸も浅くなります。血液循環と呼吸はとても大切な関係なので、ストレスを少しでも解消することも大切ですね!なかなか難しいですが、、、(^^;