頸椎椎間板ヘルニア
大瀬 FOCUS Third
2021.09.30
こんにちは!福世です😇
今日は頸椎ヘルニアについてお話しします!
お客様でも頸椎ヘルニアを持っているという方は多いので病態などについてお話ししたいと思います!
①病態
頸椎ヘルニアとは椎間板の髄核が線維輪を芽破し脊柱管内に脱出した状態。
頸椎の屈曲−伸展可動域はC5/6間が一番大きく、椎間板の変性頻度も同椎間で最も高いためヘルニアは同椎間で多く発生します。
髄核の脱出は左右どちらかに片寄る事が多いので、片側の神経症状をきたす事が多いです。
②画像診断
レントゲンでは側面像にて椎間板の変性によって椎間板高の減少を認めるが、
椎間板ヘルニアの存在を確認するにはMRIが用いられます.
③治療方法
治療方法は神経根型の場合は急性期の痛みが強い時期に関しては安静、アイシングなどの消炎を積極的に行う。
通常数週間で疼痛は減少するが軽減しない場合は神経根ブロック注射も有用。
二ヶ月の保存療法にも関わらず疼痛が減弱しない場合、日常生活、お仕事に支障をきたすことがある場合は手術療法も考慮。
④原因
頸椎椎間板ヘルニアの原因としては、外傷性ではない限り
頸部、肩、肩甲帯のアライメント不良が見られます。
アライメント不良の状態での長時間のデスクワークなど、頸部に長時間負担がかかっている場合に発生しやすいです。
頸椎の前弯の減少(ストレートネック)などは頸椎ヘルニアの原因になってしまいます。
まずはアライメント不良を治して頸部に負担をかけていかない事がとても重要ですね!!