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東洋医学的診断方法

内野 FOCUS First

2022.01.26

こんにちは、小名木です!

今回は東洋医学的な診断方法についてです。

第一に状態をよく観察することと、その結果、得た情報を論理的に処理することの2つの要素から成り立つもので、症状や四診の結果を短絡的に診断に結びつけないようにすることが大切です。診断に用いられる種々の症候にも、その症候が発生するだけの理由があるのですから、症候に反映されている体の事情を認識してすることで、より深い病態把握が可能になります。

四診とは、東洋医学における診断法を意味する言葉で、「望、聞、問、切」の4つの方法があります。

①望診は視覚によって状態収集する方法で、いわゆる視診です。外見や表層の様子を対象とします。舌診も、望診の中の特殊な方法として位置付けられます。視覚に頼らず全体的な雰囲気を感じ取るのも望診の一種です。

②聞診は、聴覚や嗅覚を通して情報を収集する方法です。声の調子や口臭、体臭などを対象とします。簡単にいえば、目を閉じて感じ取れるものと考えてもらってもいいと思います。

③問診は、問いかけることによって日常の様々な状態を把握する方法です。焦点を絞って質問します。問診で得られた様々な情報を論理的に処理し裏付けや反証を収集する重要な役割をもちます。

④切診は、触覚によって情報を収集する方法です。いわゆる触診です。表層の潤度や体温、張り具合や抵抗などを対象とします。腹診や脈診は特殊な型で腹部や脈の性状から生体の状態を把握するための種々の情報を得ることができます。

 

 

 

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