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下腿神経麻痺に特徴的な異常歩行

内野 FOCUS First

2022.01.27

こんにちは!

FOCUS内野店スタッフのD・TAKAHIROです(^^♪

本日のテーマは麻痺における異常歩行についてです!!

下腿神経麻痺などによって筋力低下が起こり歩行における対象筋の機能喪失により特徴的な歩行形態が現れます!!

異常歩行は歩き方を一目見ただけでおおよその障害が想像できるため必ず覚えておきましょう(^^

・大殿筋麻痺

股関節伸筋に筋力低下がでるケースでは、患側が立脚期の間上体を反り重心を後方に落としたまま歩行をする現象が見られる。

・大腿四頭筋麻痺

股関節伸筋に筋力低下が現れるケースでは、患側が立脚期に入った時に上体を前方へ傾けて重心を股関節の前方に持ってくる歩行や自分の手で股関節の前面(大腿四頭筋付近)を抑えながら歩行をする現象が見られる。

・中殿筋麻痺

中殿筋麻痺による股関節外転筋に筋力低下が現れるケースでは、患側が立脚期に入った時に反対側の骨盤が沈下する歩行(トレンデレンブルグ歩行)もしくは上体を患側に傾斜させる歩行(デュシェンヌ歩行)が現れる。

・前脛骨筋麻痺

足関節背屈筋に筋力低下が観られるケースでは、患側遊脚時につま先が床に引っかかるため、これを避ける様に膝を高く上げる現象がみられる。ニワトリが歩く形に似ていることから「鶏歩」とも言われている。つま先接地となるために立脚時は膝が伸展したままの歩行となる。

 

本日紹介したのは下腿の神経麻痺の一部でした!

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